美文字への第1歩!ペンの持ち方
美文字を書くには強弱をつけたり、
バランスをとったりする必要があります。
それを常に意識して書くことで、
綺麗な文章になります。
そのためには、正しい持ち方で
力のバランスをとること
が欠かせません!
「でも、間違った持ち方でも
綺麗に書こうとすれば
かけるよね?」
って思いますよね。
しかし、間違った持ち方の人は、
指にかかる負担が大きく、
常に綺麗な文字を書き続けることが難しくなります。
長時間文字を書いてたら、
ペンだこができてしまった。
筆圧が強くて、
紙の後ろにまで凸凹が残ってしまった。
って人も
正しい持ち方に変えるだけで
防ぐことができるのです!
では、理想的な持ち方とは
一体なんでしょう。
まず、
力を入れなくても文字は書ける
という意識を持ち、
親指と中指でペンを支えます。
そして、
人差し指を軽く支えます。
あとは、
薬指・小指をキュッと曲げて、
手の中に小さいボールが入るくらいの
余裕を作ります。
これが正しい持ち方です。
では、正しい持ち方で
○を書いてみましょう!
始めに少し力を入れ、
丸を書いてる時は力を抜き、
手前に戻ってきた時に
また少し力を入れるのがコツですよ!
基本の持ち方が馴染んできたら、
今度は自分にとって最適な持ち方に
少し変えてみてください!
しっくりくる持ち方が1番です!
「一」「二」「三」をマスターするだけで美文字マスター!
漢字には
横線を含むものが多いこと
知ってますか?
ただ線を書けばいい
ということではなく、
1本1本の形に気をつけて書いてる人は、
線にしなりがあり、
大人っぽい印象を与えます!
しかし、横戦を真っ直ぐに書く人は、
子供っぽい印象を
持たれてしまいます。
比較すると一目瞭然ですね!
そうならないために、
「一」「二」「三」
をマスターしましょう!
まず、「一」「二」「三」の
特徴を抑えます。
「一」では、少し弓なりに反らせます。
「二」では、1画目は斜め上に反らせて、2画目は一と同様に書きます。
「三」では、二の真ん中に真っ直ぐ線を引くイメージで書きます。
そして、その特徴を踏まえて
「一」「二」「三」を書いてみます。
では、名前の中に
「一」「二」「三」が
いくつか見つかると思います!
ぜひ練習してみてください!
「横1本だけ長く」するだけで褒められ文字になる!?
「長く教室とかに通わないと
綺麗な文字が身につかない!」
って思ってる人多くありませんか?
しかし、文字の法則を知って、
意識するだけであなたの文字は
はるかに綺麗になるんです!
その法則のひとつである
「横1本だけ長く」してる人は、
ひし形に近いほど美しく見える
というセオリーに従って
バランスよく綺麗に見えます!
逆に法則をしらない人は、
どの線も同じ長さになってしまい、
メリハリがなく
綺麗な文字とは言い難いです。
それでは、意識するだけで
どれほど違うのか見てみましょう!
「横1本だけ長く」することを
知らない人の文字は、
意識した文字は、
になります!
どうですか!結構変わりますよね!
理解するために、
まず、どの線を長くすれば綺麗に見えるか
を知らなければなりません!
そのために、
全部の横線を1本ずつ長く
してみましょう!
葉という文字では、
くさかんむりの横線が長い文字
世の横線が長い文字
木の横線が長い文字
の3つを書きます。
その中で世の横線を長くした文字が
1番綺麗に見えます!
では、実際に葉、業、書という文字で
試してみましょう!
文字が傾いちゃう!整った文字になりたい人必見!
右下に重心をかけると
安定感が生まれ、
文字が整って見えます!
「綺麗な文字書きますね!」って
褒めてもらえることも!
しかし、右下に重心を置かないと、
「右斜め60度」を意識していても
文字が傾いてしまい、
中心が歪んでしまいます。
重心でどのくらい変わるか
見比べてみましょう!
右下のはらいを十分に引っ張ることで
安定感が出ましたよね!
簡単にできるんです!
ただ、右下のはらいを長めに書いて、
右下に重心を置くことを
意識するだけ!
では、実際に
大丈夫という文字で
試してみましょう!
文字が綺麗な人は使ってる!斜め45度!
書き出しに「斜め45度」の
打ち込みを入れている人は、
文字にメリハリがあり、
大人っぽい雰囲気を出せます!
しかし、打ち込みがない人は、
どれだけ「はらい」や「とめ」を
意識して書いていても
整った文字にはなりません。
打ち込みありとなしを
比較してみましょう!
いかがですか!
メリハリが出て、
印象が変わりましたよね!
書き出しに「斜め45度」の
打ち込みを入れるだけなんです!
そこで、注意して頂きたいのが、
字が重なっているところは
打ち込みをしない
ということです!
では、実際に
名前に「斜め45度」の
打ち込みを入れてみましょう!
文字が上手くなくても、文章では美しくなるコツ!
漢字よりもひらがなを
ひと回り小さくすることで、
文字を綺麗に書くことが
苦手でも美しく見せることが
できるんです!
綺麗な文字がかける人は、
バランスを意識することで、
さらに美しさが増し、
一際目立つ存在になれます!
逆に意識しないと、
1文字1文字は綺麗なのに全体で見たら
あまり綺麗じゃない...
って思われることも。
文字のバランスで、
どのように違いが出るか
見てみましょう!
この中では③が1番綺麗に見えますよね!
文字のバランスをとるために、
まず、2本の横線を引きます。
そして、2本の線の間に文章を描きます。
そこで意識して欲しいのが、
漢字は、
2本の線におさまる大きさで!
ひらがなは、
下線に揃えてひと回り小さく!
の2つです!
では、実際に
私の名前は○○○○です
という文章で試してみましょう!
1文字目をより大きくすることで、
アクセントになります!
ぜひやってみてくださいね!
綺麗な文字には形が重要だった!?「概形法」
文字は
形も大きさもまったく同じ
なんてことは有り得ません!
それぞれの文字の形を概形と言い、
概形を捉えて、覚えていくことを
「概形法」と言います。
その「概形法」ができる人は、
歪みがなく、
バランスがとれた
綺麗な文字が書けます!
それに加え、
綺麗な文字を褒めてもらえることも!
しかし、それができない人は、
歪んだ文字になり、
見栄えが悪くなります。
概形にそって文字を書くだけで
これだけの違いがあるんです!
「概形法」を理解するためには、
まず、文字を囲います。
例えば、二という文字では、
1画目の両サイドと2画目の両サイドを
繋ぐと台形になります。
そして、囲んだ形に近い6つの形を選び、
選んだ形にそって同じ文字を書きます。
では、実際に
名前を書いて「概形法」を
理解しましょう!